――ディートリッヒ もう貴女を愛しているとは言えない この騒めく想いは遠い青春の似姿 まるで古いお伽噺のように清く淡い戯れ 私はあまりにも穢れ過ぎてしまった ぼんやりとした死の衝動に駆られ 私の睡っている内に誰かそっと絞め殺してはくれないか... とさえ思うぐらい何もかもが手遅れなのだ あの数多に輝く星々だけ詩句を綴り 曲を書き続けてきた それらが私を救ってくれる事は一度もなかった 青白い月が慰めるすべもなく私を凝視めている 本当の私を誰も知らない 私は誰も愛する事が出来ない もう嫌なんだ... 誰も私を愛さないでくれ……